こちらはモカ シャキッソ TadeGG農園 G-1(有機JAS栽培) Q1の豆を焙煎し、抽出してみたレビュー記事です。
コーヒーがお好きな方はぜひご参考ください。
モカ シャキッソ TadeGG農園 G-1(有機JAS栽培) Q1の豆について
モカ:
モカ港はイエメン西南部に位置し、17世紀から18世紀にかけて、世界的に有名なコーヒー貿易の中心地でした。
この港は、イエメン産とエチオピア産のコーヒー豆が貿易される重要な拠点であり、これが「モカ」という名前の由来です。
またそれらの豆の特徴であるチョコレートのような甘さ、フルーティな酸味といった風味を指す言葉としても広まっています。
シャキッソ:
エチオピア南部のオロミア州グジに位置しています。
フルーティで明るい酸味をもつコーヒーで、シトラスやベリー系のフレーバーが感じられることが多い。
TadeGG農園:
2000mほどの高い標高でコーヒーを栽培している農園です。
TadeGG農園はTesfaye Bekele氏が1997年の山火事後の再建のため、作られた農園です。
グジ再建と保護に大きく貢献しています。
エチオピア タデ GGとスケ・クト農園エチオピア タデ GGとスケ・クト農園 タデ GG タデ GG ハイランド・フォレスト・コーヒー・プロデューサー株式会社(Tade GG Highland Forest Coffee Producer
G-1:
エチオピアのグレード分類で最高位です。
欠点豆の少なさ、サイズの均一性や水分値を測定し、評価します。
Q1:
Qグレーダーによる評価。CQI基準によりQグレーダーが評価したものであり、85点以上のハイスコアを意味します。
精製方法:
ナチュラル
焙煎の過程と結果

weroasterという家庭用焙煎機を使って焙煎しています。(焙煎時間12分)

この豆はフルーティな酸味が特徴的です。生豆の状態でも香り高く、果実っぽい印象。
特徴を引き出すようなイメージでシナモンロースト(浅煎り)を目標に焙煎しました。
結果、一部黒い豆があるのと、濃いめと薄目の茶色が混在し、ムラが見られます。
焙煎度は ミディアムロースト(中浅煎り)ぐらいになってしまっているかもしれません。
時間調整しかできないので次はもう少し、焙煎時間を減らしてみます!
抽出方法と手順
焙煎1日後に抽出しました。
ミルはTIMEMORE C3SPROを使用。16クリックにしています。
抽出方法はドリップコーヒー。お湯は1:15の比率で抽出しました。
テイスティングレビュー
挽いた後の豆の香りはフルーティで良いちょっと甘酸っぱそうな印象です。
実際にコーヒーにして飲んでみた感想は
香りは薄れてしまった感じですが、酸味が感じられながらもまろやかですっきりした飲み心地。
もう少し甘さを出してみたいなと感じました。
総評
豆自体は大きさも均一で、風味が豊かで素晴らしいです。
特にフルーティーな香りと酸味が特徴的で、抽出後にすっきりとした飲み心地が楽しめます。
今回甘さと香りが少し足りなかったと感じたので、焙煎時間や挽き目を変えるなど
いろいろと調整を試して、次回さらに美味しく仕上げたいです。
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