果糖ぶどう糖液糖って聞いたことありますか?
ジュースなどによく含まれている添加物です。
果糖ぶどう糖液糖は、甘味料として広く使われていますが、その安全性や健康への影響が気になりますよね。
本記事では、果糖ぶどう糖液糖について詳しく探求していきます。
果糖ぶどう糖液糖(異性化糖)とは何か?
果糖ぶどう糖液糖は「異性化糖」の一部です。
異性化糖(いせいかとう、英語: high-fructose corn syrup; HFCS)とは、主にブドウ糖からなるコーンシロップ(トウモロコシ)を、酵素かアルカリによって異性化した果糖とブドウ糖を主成分とする糖をいう。日本の食品の原材料名でよく果糖ブドウ糖液糖と表記される。
引用元:wikipedia
つまり、異性化糖とはトウモロコシから作られる液体甘味料です。
異性化糖は3種類に分類されます。
ぶどう糖果糖液糖…果糖含有量率50%未満
果糖ぶどう糖液糖…果糖含有量率50%~90%未満
高果糖液糖…果糖含有率90%以上
果糖含有率が高くなるほど、甘さが強くなります。
異性化糖を含む食品の例
- ソフトドリンク
- 朝食用シリアル
- ファーストフード
- お菓子
- スープやフルーツ缶詰
以上のような食品によく含まれています。
果糖ぶどう糖液糖(異性化糖)の安全性と健康への影響
科学的な研究に基づき、一般的には安全とされています。
ですが、考えられる危険性についてまとめてみました。
① 肥満や糖尿病になりやすい
異性化糖は、果糖(フルクトース)とぶどう糖(グルコース)を主成分とする液状の糖です。
果糖、ぶどう糖はどちらも単糖に分類されます。
単糖とは、糖質の最小単位で、体内に吸収されエネルギーへと変わります。
つまり、体内に吸収されるのが早いため、急激な血統値の上昇をもたらします。
急激な血統値の上昇は、インスリンの分泌にも影響を及ぼし、身体に脂肪をため込みやすくなってしまいます。
② 糖化
糖化とは、余分な糖質が、たんぱく質や脂質に結びつくことを言います。
糖化は、老化促進物質であるAGEs(糖化最終生成物)を生成します。
AGEsの蓄積は全身の老化を進行させ、病気の引き金となります。
③ 遺伝子組み換えである可能性もある
異性化糖は、トウモロコシを原料につくられていますが、トウモロコシの主な輸入先はアメリカです。
そのうち約9割は遺伝子組み換え食品です。
遺伝子組み換え食品については良し悪しははっきりしていないが、”不自然なもの”という認識なので、個人的にはおススメはしない。
「人は食べたものでできている」という言葉があるように、何を食べているかで身体は変化していきます。
果糖ぶどう糖液糖(異性化糖)を使用する理由
砂糖に比べ、甘みが強く、安価で製造できること。
1970年頃に砂糖の代替品として、普及しました。当時は砂糖が高騰しており、安価で製造できる異性化糖に着目し、アメリカを中心に広まったとされています。
果糖ぶどう糖液糖(異性化糖)の注意点
なるべく清涼飲料水、炭酸水などのジュースは控えた方が良いです。
異性化糖は砂糖よりも、体内に吸収されやすいので過剰摂取は危険です。
清涼飲料水に含まれる糖分の量は30g~55gと、かなりの量が含まれています。
WHOによると、大人1日あたりの砂糖の摂取量が25gまでが望ましいようです。
まとめ
現状、異性化糖は安全なものであるとなっておりますが
過剰な糖分を摂取してしまうことや、原料の不透明性、急激な血統値の上昇、肥満や糖尿病のリスクなどが考えられます。
私は、ジュースやエナジードリンクなど、基本的に飲みません。水かお茶です。
また、血糖値が上がると、のどが渇き始めます。
ジュースは悪循環に陥りやすいので控えた方が良いと思います。
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